スタッフブログ

 

せっかく日本でやる結婚式だから、

『和婚』

をテーマにした結婚式はとても大好きです。

 

そんな『和婚』にストーリーを組み込んで、

こだわりにこだわった結婚式。

全てはこのお客様からはじまりました。

 

約２年前。

 

初めて会った日、２人は口を揃えて

「結婚式にこだわりはない」と。

理由は、親御様のためにやるものだから

自分達はこだわっていない。

 

そんな２人に訪ねたのは、

どんな出会いだったのか。

親戚にどんな結婚式を見せたいのか。

普段は何をしていて、何が好きなのか。

 

お２人の出会いは何と”高校時代の元恋人。”

それから月日は流れ、たまたま地元で遭遇。

お互い結婚も相手もおらず運命を感じた」のだと。

 

『運命』とか『必然』というのはこの事だ！！

と興奮しました。

 

仕事はエクステリア関係の仕事をしており、

結婚後は新婦も仕事を手伝うそう。

 

今まで創ってきたモノを見た時、

これが２人のテーマだと確信しました。

 

畳のある式場だったので、

エレベーターを降りた瞬間から

２人の和空間を創りたい。

そしてそれを自分達で創ってほしい。

 

それからはいかに大人和婚が出来るか

話をするのが楽しくて仕方がなく、

挙式も２人の『運命の再会』が伝わるよう、

「人前式」をする事になりました。

 

きちんと伝える事。

 

そしてきちんと祝ってもらう事。

 

自分達は運命の再会のおかげで

こんなにも幸せなんだという事。

 

それをどう伝えていくかにフォーカスした

打合せが始まりました。

 

和ドレスに使用する生地も本物の白無垢の生地で創り、白無垢のドレス→お色直しでアレンジをしてカラードレスにしました。

 

装飾もウェイティングから和の空間。

 

２人が創った苔玉や盆栽・竹細工を

ふんだんに飾りました。

 

スタッフが業者さん？と間違えるほど（笑）

一緒に飾りつけをしました。

 

最終的にはものすごくこだわり

２人も本当に楽しそうで。

 

今では別のお客様の時に

先輩夫婦として手伝ってもらったり、

プライベートな事も相談にくる家族のような２人で、一緒にテーマウエディングの大切さを語ってます。

 

 

 

このご夫婦から本格的に私たちのストーリーづくりがスタートした気がします。

 

ずっと続くお付き合い。

 

大切な家族。

 

宝物がどんどん増えていきます。